広報にじ76号
10/16

  まかさ剛た久ひ神石高原町原爆被害者協議会 会長 山や本もと 神石高原町原爆被害者の会(被爆者の会)は『世界の誰にも再び我々と同じ思いをさせてはならない』という被爆者共通の願いのもと、活動を続けてきました。しかし、他地域同様高齢化により会員数は激減してきました。現在は被爆二世の方々が会に加わり活動を支え、会の理念を継承発展させようと頑張っているところです。二世会員自身が被爆した親世代からその思いを継承することは特別な意味があります。遺された書き物から、あるいは遺品から、あるいは被爆地や戦争遺構のフィールドワーク等から学んでいます。これらをもとにして各地での証言活動や平和学習に臨んでいきたいと思っています。ウクライナが他所ごととは思えない今、核兵器の使用が何をもたらすか、われわれの役割は一層大きくなっていることを感じています。原爆被害者の会1010事事務務所所だだよよりり油木 

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る