広報にじ50号web
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『若者強力支援隊』とは神石地区草木地域では,若者が地域の企画や運営などに携わり,地域の人に元気や勇気を与える組織をつくろうと,草木地域に住む20~30代メンバーと地元出身メンバー約30人が集まって『若者強力支援隊』を結成しました。この“強力”とは「つよい力・若者の力で取り組んでいこう」との想いが込められています。その2年ほど前から,油木高校では旧草木小学校プール跡地を活用したナマズ養殖に取り組まれていました。油木高校の先生や生徒たちと交流するなかで,地域活性化のために一生懸命考えている生徒たちの純粋な気持ちに心打たれ,地元に住んでいる私たちも何か手伝おうと,ナマズの養殖を開始しました。地域の人と共にナマズの稚魚放流や看板の作成には,地元の子どもたちにも参加してもらっています。地域の中で,いろんな体験をすることで,子どもたちに将来「草木で育ってよかった」と少しでも思ってもらえればとの想いからです。また,若者強力支援隊は地域行事にも,積極的に取り組んでいます。運動会では中心となって企画・準備をし,競技も全て出ます。子どもたちも全員参加で,賑やかな運動会となり,地域の人からも「久しぶりに子どもがグラウンドを走っている姿を見た」と喜ばれています。お盆前になると『草木盆踊り保存会』の方に指導していただき,盆踊りの練習を毎週します。子どもたちもアンパンマン音頭で一緒に練習をします。このように運動会や盆踊りは,草木住民の半数以上の方が参加して,盛大に開催されています。そして行事をきっかけに,盆踊り保存会などの地域の方々と若者との世代間交流ができ,いろんなところで声をかけてもらったり,話ができるようになりました。自分が変われば環境も変わる田舎に住んでいると面倒なことや,大変なこともあると思います。しかし,その環境の中で,いろんな刺激をもらい,楽しみながら挑戦していくことで,魅力を発見していけるのではないでしょうか。私は,自分が変われば環境も変わっていくと信じています。日々いろんなことに挑戦し成長し,すべての人に感謝しながらこれからも頑張っていきたいと思います。生まれも育ちも旧神石町の谷たに川かわさん。現在は,神石地区草木地域にある地域づくりグループ『若者強力支援隊』のメンバーとして活躍されています。そんな谷たに川かわさんに『若者強力支援隊』の活動を通して,地域の人と人が繋がり,地域が元気になっている様子を話していただきました。講師:谷たに川かわ浩こう嗣じさんその2 活躍する 神石高原町の地元人11広報にじ No.50
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