広報みよし118
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リンピック開催が決まり、広島県ではカープの16年ぶりのAクラス入りや、サンフレッチェ広島が2年連続でJリーグを制する等、広島を大いに盛り上げてくれる明るい話題のある年となりました。三次市では、少子高齢化・人口減少問題という大きな課題があります。集落機能の維持や地域コミュニティの存続、担い手不足などあらゆる分野に様々 沖原 賢治 書な影響を及ぼすことになるため、将来を見据えた対策が必要となっています。これから先10年の計画となる、新しい総合計画の策定に向け、市議会としましても、的確な現状把握と、将来の方向性を見極め、議論を深めてまいります。市議会においては、議会活動は市民の皆様に理解してもらう新年明けましておめでとうございます。市民の皆様には、健やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は、地球温暖化を起因とした異常気象により、全国各地で想定を超える豪雨や台風などによる災害が頻発しました。三次市でも8月から9月の豪雨で道路、河川、農業施設等が被災し、4億円以上の補正予算が必要となりました。被災された皆様には、いち早い復興を願うとともに、心からお見舞いを申し上げます。全国的に景気は、一定の回復傾向は見られたものの、未だ閉塞感のある状況の中、スポーツ界では、2020(平成32)年の東京でのオリンピック・パラことが重要であるととらえ、地域固有の問題や市全体の課題について積極的に取り組むこととし、一昨年来、議会改革推進特別委員会を設置し、議会活性化に向けて議論を深めています。その具体的な取り組み事例として、昨年は、4月に広報広聴特別委員会を常任委員会化し、9月からはインターネットによる本会議の生中継を配信できるようになりました。三次市は今年、合併10周年を迎えます。この記念すべき年に、芸術文化の発信拠点となる三次市民ホールが、また市民サービス向上につながる市役所新庁舎も完成いたします。この節目の年を機として我々議員も「一歩前へ」をキーワードに、市議会の改革と活性化に取り組み、三次市が更に魅力ある「三次市」となるよう、市民の皆様の負託に応えたいと考えております。これからもご支援、ご協力をいただきますよう、心からお願い申し上げまして、新年のごあいさつといたします。平成26年 新年 きりこちゃんオススメ! おでかけガイドただいま募集中住宅案内訓練講座等・案内スポーツ大好き図書館へ行こう!主な行事ほか三次いなか旅24272829303132江戸時代から作り始めたと伝えられる「三次人形」。古くから、子どもの節句に子どもの健やかな成長を願って飾ったという風習が、三次市を中心とする県北一帯に伝わっています。独特の光沢から別名「光ひかり人形」とも呼ばれ、現在、約140種類のうちの約50種類が作られています。また、三次人形の制作は、1年を通して行われ、気温が下がる11月から4月にかけて色付けが行われます。12月18日(水)、三次人形唯一の窯元では、5代目 丸まる本もと垚たかしさん(平成18年「みよしの匠」認定)と妻のみつ子さんが、1体1体丁寧に色付けをされていました。写真の人形は、制作総数の6割を占める「天てん神じん」。「三み次よし人にん形ぎょう」(三次人形窯元〔十日市南〕)― 平成3年「広島県伝統的工芸品」指定、平成18年「広島県無形文化財」指定。三次市議会議長沖おき原はら 賢けん治じ広報みよし No.1183今月の表紙
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