広報みよし_116
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Vol.26シリーズ市民ホール建設に向けて音響計画について (仮称)三次市民ホールは、設計段階から、綿密な音響設計を実施しています。今回は、ホールの「音響」についてご説明します。残響時間の設定 残響時間は、音が部屋の中でどれだけ響き続けるかを表す数値です。 残響時間の最適条件については、部屋の大きさや使用目的によって推奨されている数値があり、本ホールもこの数値を参考に残響時間の目標値を設定しています。その目標値は、●舞台反射板設置状態(クラシック音楽仕様)で1.3~1.6秒●講演会、演劇、ポピュラー音楽仕様で1.0~1.2秒です。 また、この施設では、リハーサル室もホールと同じような設計を行っているので、小規模な音楽発表会等でも利用可能です。遮音計画 それぞれの部屋の響き方を考える一方、様々な部屋が同時に利用される場合のことも考えています。 例えば、ホールとリハーサル室で別々のイベントが行われている場合、お互いの音が聞こえてくるようでは、同時利用が難しくなります。そこで、この二つの部屋は、できるだけ距離を離して計画し、同時に別のイベントが開催できるようにしています。 その他にも、建物の中に、もう一つ音を遮る内装を作る「ボックス・イン・ボックス」といわれる構造の部屋もあり、和太鼓や電気楽器の音をできるだけ外に漏らさないようにしています。空間や吸音材建物の壁や天井内装 また、空調機器や給水排水設備の音がホールに入らないようにする等、様々な角度から音響に配慮して設計しています。問 特命プロジェクト推進部 ☎(0824)62-6408 (0824)62-6137 tokumeip@city.miyoshi.hiroshima.jp問 建築住宅課建築指導係 ☎(0824)62-6385 (0824)62-6404 kenchikujutaku@city.miyoshi.hiroshima.jpシリーズvol.12新しい「三次市総合計画」の策定に向けて 新しい総合計画では、まちづくりを進めるうえでの基調となる考え方・価値観を、「まちづくりの基本的視点」として位置づけます。 先月号でご紹介した「誇り=個のあり方につながる視点」に続く、2つ目の視点が「共生」です。生方の地域医療に対する意欲や大学病院からの医師派遣により、一部の診療科を除いて、三次で検査・治療を完結することができる状況です。しかし、「住み慣れた三次で、健康感をもって生活していく」には、現医療環境の維持とともに、医療と介護の、質の高い、新たな関係の構築が必要です。疾患の特徴的な症状を介護スタッフへ伝えておくことで早めの受診に結びつけることが可能となり、また、服薬忘れの情報が主治医へ伝わることで服薬指導につなげることが可能になり、疾患の重症化予防と、ひいては医療費の削減に貢献すると思われます。さらに、健康寿命の延伸には、各ライフステージに応じた食生活や運動といった適切な生活習慣が重要であり、これを支援する体制の構築も必要になってくると考えます。また、通院や買い物などの日常生活において重要性が高まる公共交通について、適切な受診を担保するための効率的な運用も必要と思われます。※詳しくは、市ホームページまたはFacebookページ(http://www.facebook.com/miyoshisogokeikaku)をご確認ください。問 企画調整課企画調整係 ☎(0824)62-6115 (0824)62-6404 kikaku@city.miyoshi.hiroshima.jp医療と介護の、質の高い、新たな関係の構築とあわせて、適切な生活習慣を支援する体制や公共交通の効率的な運用等が必要三次市総合計画審議会委員(一社)三次地区医師会理事安やす信のぶ 祐ゆう治じさん三次市の人口は、他の中山間地域と同様に減少の一途をたどっており、その対策の一つとして、医療・福祉、道路等の生活基盤の整備が必要であると言われています。医療に関しては、医師会の先生方の高齢化や、医師・看護師を含めた潜在的な医療スタッフ不足といった問題点はあるものの、先― 共 生 ―◎少子高齢化などの厳しい現実にきちんと向き合い、相互に助け合い、支え合うまちづくりを進めます。◎世代間や職業間などの違いを認めつつ、一人ひとりを大切にし、その可能性を生かすしくみづくりを進めます。◎自然環境や資源を持続的かつ適切に保全・活用し、循環型社会、自然と共生するまちづくりを進めます。一人ひとりの集まりである社会・集団広報みよし No.1169

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